電子部品とか細かいパーツを整理したい
部品が多いんですよ。電子工作とかすると。
パーツを買う→余った部品をとっておく→他の物を作るのに、またパーツを買う→家にあった、というサイクルを繰り返し過ぎてパーツの山です。ちゃんと整理されていればこんな事になる事はないんです。家にパーツがあれば買い出しに行く手間も省く事もでき高効率化が図れます。
普通であれば、パーツキャビネットという、こんな引き出しの多い棚を買って整理するのですが
プロ向けというか、お高いしデカいんです。
と買い控えていたら、お手軽なお値段で小型な物をフォロワーが使っているのを見かけました。
パーツユニオンと言うらしいです。これは!と思い即購入。しかし問題が一つ。
この類の物は幅をとるんです。奥行があまり無いわりに、数個を並べると場所をとるし、スマートさに欠けます。物を高密度で収納するコツは、幅を含む表面積を小さく奥行を多く、が基本で、その幅にインデックスが付けられれば探し物が見つけられやすいと。物理的階層管理です。
という事で、普段は収納されているけど、引き出して使える専用棚を考えてみました。
まず、このパーツユニオンを引き出せる構造にします。
引き出しの構造、つまり直線方向にスライドするパーツは、引き出しなどでおなじみのスライドレールを使います。
それと、収納棚が必要ですが、幅が狭く奥行が長い棚は既製品ではなかなか見つかりません。そこで探したところ、手ごろなお値段で1cm単位で幅をオーダーできるサイトを見つけました。→オーダー収納スタイル
奥行46cm×高さ178cmで幅20cm、と細長い棚をオーダーしてみました。
次は、引き出しの部分。棚板にスライドレールを付けます。
棚板は、中空構造になっていて、ねじが効きませんので注意が必要です。
次は、パーツユニオン側の加工です。ハーツユニオンには、ねじが利きそうな厚みはありませんので、塩ビ板で補強し、そこにねじを切ります。
塩ビ板は、はざい屋で指定のサイズに切ってもらいました。写真はネジが利きやすいように、穴をあけネジインサートを入れてある状態です。
パーツユニオンの底面に塩ビ板を取り付けます。強力な2液混合式の接着剤で貼り付けました。
棚に設置したところ。スライドレールを横にして使っていますが、本来の使い方は縦です。横にすると耐荷重が極端に下がります。ただ、スペースをケチりたいので、今回は横使いです。
完成。なーんか、重力に負けて曲がっている感じもしなくもなくもないですが、まあいいや
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